水道修理と水道工事の違いの分かり易い説明
水道に関わる事業には似たような名前がついているものもあり、特に水道修理と水道工事の違いは区別がつきにくいものです。しかし、それぞれの事業の内容は全く違うものですので、1度知ればすぐに違いを把握できます。
まず、水道修理とは、水回りの設備を補修する事業を言います。例えば、トイレが詰まった場合や、キッチンの水漏れが発生した場合は、水道工事店に依頼をして修理をしてもらうでしょう。こうした時に行われるのが、水道修理です。水回りの修理に関する事業であれば水道修理と言えますが、その中には水漏れや配管の詰まりだけでなく、排水口からの悪臭対策といった、暮らしを快適にする為の事業が含まれる事もあります。
次に、水道工事とは、水回りの設備を設置する事業を言います。例えば、新しく家を建てる事になったら、キッチンやお風呂、洗面所といった場所には上水道を新設する必要があります。また、トイレを作るには下水道の新設が必要です。建物を新築やリフォームの際には、必ずお世話になる事業と言えるでしょう。定義によっては修理も含めますので、考え方や見方によっては、水道修理を含んだ水回りの事業全体を指すとも言えます。
このように、水道修理と水道工事の違いは、壊れたものを直す事と、新しく作り上げる事の違いにあります。前者が維持管理という保守点検を主体にしたものに対して、後者は建設や建造といった新しく建物を作る際の作業を主体にしています。