給湯設備の理解が深まる給湯器基本構成の要点

水道屋

給湯器の寿命について

給湯器は、新規で設置してから月日が経つにつれて老朽化していき壊れてきたりするものですが、多くの場合、一般家庭で寿命が8年~15年位と言われています。また、業務関係で使われている場合は、寿命も短くなります。給湯器を修理するか交換かを迷うものです。ただ、使っている年数にもよりますが、もうすでに寿命年数ぐらい使っているなら、交換のほうがいいようです。
修理しても、他の部分がいつまで持つかは判別できません。修理代も高い場合もあります。基板が故障していて、5万円ぐらい基板修理にかかるということもあります。また、燃焼部から水漏れしていると新品と同じくらいの修理代がかかってきます。
給湯器で生じることがある問題にお湯が出ないということがあるのです。風呂の自動お湯張りという機能がありますが、それは、正常で、しかし、台所や洗面のお湯が出ないということが生じることもあります。その場合、ストレーナーが問題ということもあります。風呂は正常なので、給湯器の本体は問題がないということですが、水道管の中で詰まりがあることが疑わしいのです。ストレーナーつまり配管内を濾過しているところを掃除してみると、お湯の流れが戻るということも場合によってはあります。水栓の先などのストレーナーを定期的にメンテナンスして掃除しましょう。ボイラーに関しては、やはり寿命があることを覚えておきましょう。耐久年数は、10~15年位で寿命かなというところですが、修理も部品がなかったりすることもあるので、新品への交換のほうがいい場合も多々あります。新品への交換では、水道屋さん、ガス屋さんなど複数の会社に見積をとってもらいやすいところを選ぶようにするといいとご提案致します。

給湯器の基本構成について

給湯器の基本構成を理解する時は機器の外形や号数だけで判断するのではなく給水を受けて加熱し必要温度で出湯するまでにどの部位がどの順序で働くかを把握することが重要でありこの見方があると現場で起きる出湯不良や温度変動や異音の原因を切り分けやすくなります。給湯器は機種差があっても共通する骨格として給水入口側の通水系統と熱を与える加熱系統と温度や流量を監視する検知系統と全体を制御する制御基板系統と安全装置系統で構成されておりこれらが連動してはじめて安定した給湯が成立します。給水系統では給水入口からストレーナーや給水弁類を通って機器内部へ水が入り流量検知部で通水の有無や流量を把握しその信号をもとに制御部が加熱開始の判断を行いますがこの入口側で異物詰まりや止水栓開度不足があると本体故障に見える症状でも出湯量低下として表れやすいため点検では機器外の条件も含めて確認する必要があります。加熱系統はガス給湯器であれば燃焼部と熱交換部が中心になり石油給湯機でも基本的な考え方は近く電気給湯機や電気温水器では加熱体の形式が異なるものの水へ熱を移す部位と温度制御を行う部位の連携という構成思想は共通しています。熱交換部は高温と低温の繰り返しを受けるため機器の性能維持と耐久性の両面で重要な部位でありしかも水質や使用頻度の影響を受けやすいので外観だけでは状態を判断しにくい部位として扱う必要があります。検知系統には温度センサーや流量センサーや過熱検知部などが含まれ制御基板はこれらの情報を受けて燃焼量や加熱出力や弁開度や送風動作などを調整し出湯温度を目標値へ近づけますがこの制御が安定していても給水圧変動や複数箇所同時使用の条件が大きいと使用者には温度むらとして感じられるため機器能力と配管条件を分けて説明する視点が必要です。安全装置系統は給湯器の基本構成の中でもとくに重要であり不完全燃焼防止や過熱防止や空だき防止や過圧逃がしや凍結防止など機種ごとに構成は異なりますが異常時に停止や制限を行う前提で設計されているため自己流の分解や調整で保護機能の前提を崩さないことが大切です。排気を伴う機種では給排気系統も基本構成の一部として理解すべきであり燃焼部だけが正常でも排気経路の閉塞や設置環境不良があると安全停止や能力低下につながるため本体内部だけを見て完結しない点が給湯器点検の難しさでもあります。また追いだき機能を持つ機種では給湯構成に加えて循環ポンプや循環配管接続や浴槽側の循環金具との連携が加わるため給湯は正常でも追いだきだけ不調という症状が起きやすく現場ではどの機能系統の不具合かを先に切り分ける手順が有効です。リモコンも単なる操作盤ではなく設定温度や運転信号やエラー表示をやり取りする制御系統の一部であるため通信不良や電源系統の不安定が本体異常と似た症状を生む場合があり交換判断では本体と周辺配線の確認を並行して行う方が再発防止につながります。施工者の視点では給湯器の基本構成を理解する目的は名称を覚えることではなくどの部位が入力条件でどの部位が出力結果を作るかを整理して不具合時の確認順序を組み立てることにありこの順序が整うほど原因の見落としや不要な部品交換を減らしやすくなります。つまり給湯器は給水系統と加熱系統と検知制御系統と安全装置系統が一体で働く設備でありどれか一つだけを見て判断すると説明も修理も不安定になりやすいため基本構成を全体像として押さえたうえで症状を出湯量と温度と作動音と表示の変化に分けて確認することが実務的な理解の近道になります。そして現地説明では専門用語を並べるより給水から出湯までの流れに沿って各部の役割を示す方が施主や管理者の理解を得やすく更新提案や保守計画の合意形成も進めやすくなります。


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