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光学式水栓について

手を差し出せばすぐに水がでる光学式水栓。
とっても便利です。
特にこれからの風のシーズン、蛇口を触らずに手を洗う事ができるのは、衛生工学的にも大変優れています。

しかし機械式であるがゆえに、故障が発生する場合があります。
一番多いのはセンサー部の故障。超音波式と光学式(近赤外線方式)がありますが、どちらも汚れにはとても弱いです。
センサーは蛇口付け根にある場合が多いです。
柔らかい布で優しく清掃することが大事です。防水になっていますが、水をざぶざぶかけて洗う事は避けましょう。

さて、緊急時に水が出ない、止まらない症状が発生すると、これはやっかいです。
水が止まらない場合は、元栓(止水栓)を閉めてゆっくり原因を突き止めればよいのですが、水が出ない方はもっと厄介です。

以下、修理方法のご紹介です。
何はともあれ、元栓を閉め、手順に従い水抜きをしましょう。まずは構造を知ることです。電磁弁と、それを動かすモーターにより水流は制御されています。この部分が壊れているかどうかは、センサーとモーターを外し、モーターに直接定格電圧をかけて、動作を観ることが必要となります。この作業の際に、配線やアース線が外れていないかを確認します。これで原因がモーター側か、センサー側かを特定します。センサー部だった場合は、基本的に清掃くらいしかできません。清掃後、正常に戻らない場合はパーツ交換をしましょう。モーター部だった場合は、まずは軸が滑らかに動くか、また電磁弁が動作するかを確認します。これにより故障部位を特定した上で、水道部品を扱っている店に行き、パーツを購入します。



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