混合栓とは?
混合水栓とは、1本のレバーを調節することで、水とお湯を自由に混ぜられる水栓のことです。
水とお湯の混合の比率や、水量の調整は、簡単に行うことができ、その操作方法は、メーカーによって異なります。
レバーを下げると水が出て、上げると止まる方式と、その逆の方式が存在します。
お湯と水の両方にバルブがある「ツーバルブ型」や、1本のレバーで水温と水量を調整する「シングルレバー型」、温度をあらかじめダイヤルで設定することによって、湯温が自動的に調整される「サーモミキシング型」などが存在します。
一般的な混合水栓の構造について、ご紹介します。
混合水栓の操作レバーの裏側にあるビスをはずすと、簡単に混合水栓を取り外すことができます。
なかに見える白い部分が、混合水栓のカートリッジとなります。
このカートリッジには、お湯と水を混合させる機能があります。
カートリッジを押さえる力は、ねじる量で調整することができ、それによってレバーの操作感を調整することができます。
きつく締めると、レバー操作は硬くなります。
混合水栓カートリッジは、レバーハンドルと連動して、湯水路の開閉を調整するしくみです。
水漏れを起こし、カートリッジの交換など、混合水栓を分解して修理される場合には、必ず修理前に、器具についている止水栓か、水道の元栓を閉めるようにしましょう。
うっかり締め忘れた場合には、修理中に水があふれ出すという場合もありますので、必ず確認しましょう。